次世代シーケンサーを用いた変異株の遺伝子解析の実施について

次世代シーケンサーを用いた変異株の遺伝子解析

「B.1.1.529」オミクロン株を含めた変異株の測定を次世代シーケンサーを用いて実施します

 Setolabo衛生検査所は、 2021年12月1日(水曜日)より、11月下旬に南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新しい変異株「B.1.1.529」(オミクロン株)の発生を受けて、次世代シーケンサーを用いた変異株を同定する遺伝子解析の新規受付を再開しております。

 世界保健機関(WHO)は11月29日付けで、新型コロナウイルスのオミクロン変異株によって、世界中で感染者が急増する危険性が高まっているとの表明を出しており、日本では先駆けて水際対策が実施されておりますが、すでに11月28日時点で成田空港検疫での陽性者がオミクロン株と判明しており、流入する可能性が非常にたかまっております。オミクロン株は32箇所ものスパイクたんぱく質が変異しており、パンデミックの波に影響を及ぼす可能性が懸念されています。

 Setolabo衛生検査所では、通常は大学などの研究機関にしかない、illumina社のMiSeqを早期に導入しております。Next Generation Sequencer (次世代シークエンサー)を衛生検査所に設置することで、新型コロナウイルスの変異株測定に貢献をしてきました。illumina社のMiSeqは、塩基配列のビッグデータを取得可能で、新型コロナウイルスの新しい変異株を解析することが可能です。

遺伝子解析チーム

 Setolabo衛生検査所では、臨床検査技師のみならず、博士号取得済みの研究者も在籍しており、研究を実施してきた医師・臨床検査技師とともに遺伝子解析チームを結成しております。検査のみならず、その後のデータ解析もデータサイエンティストが中心となって行うことで、精度の高い検査から解析までを一貫して実施しております。

解析のご相談・受付について

 この度、新型コロナウイルスの新しい変異株「B.1.1.529」(オミクロン株)の発生を受けて、次世代シーケンサーを用いた変異株の遺伝子解析の実施を新規受付を再開させていただきました。日本国内での変異株遺伝子解析のできる施設が非常に少なく、日本国内の検査体制を構築する面で感染症対策に貢献できればと考えております。

■お問い合わせ

[行政ご担当者様受付]
Setolabo衛生検査所ー官民共同新型コロナウイルス対策本部
Eメール government@setolabo.jp

行政関係の皆様からのお問い合わせは、上記までメールにて承っております。いただいた内容を確認した上で、当検査所の専門知識のある担当者よりお電話でのご相談を承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。Setolabo衛生検査所では、東京オリンピック・パラリンピックでの検査や広島県のモニタリング検査、大阪市高齢者・障がい者施設等の従業者のスクリーニング検査から、教育機関等を対象とした単発の検査など、数多くの行政からの検査を委託しております。政策や予算を作っていく上での行政の皆様の相談にも随時無料で伺っておりますので、日本全国どの行政関係の方もお問い合わせいただけます。

[法人・団体受付(行政関係者以外)]
Eメール info@setolabo.jp

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